日ごとの救い「わたしたちを…あの邪悪な者から救い出してください」:聖書の重要な真理【救い】(16)

【日ごとの救い】「わたしたちを…あの邪悪な者から救い出してください」(マタイ6:13)

マタイ6:13 わたしたちを試みに遭わせないで、あの邪悪な者から救い出してください。それは王国と力と栄光とが、永遠にあなたのものであるからです。アーメン。

 あの邪悪な者から救い出されることは、サタンから救い出されることです。主は、わたしたちが毎日このような祈りを祈るべきであると言われました。こういうわけで、これはわたしたちが受ける日ごとの救いの一部分であるのです。サタンは日ごとに、時間ごとにさえわたしたちを誘惑します。サタンはわたしたちを攻撃し、罠にかけようと試みます。ですからわたしたちは毎日、毎時間、主がわたしたちをあの邪悪な者から救い出すことを必要とします。


わたしたちは主に、「悪しき者から救い出してください」と求めなければなりません。これは積極的な要求です。サタンの手がどの方面にあろうとも、わたしたちは必ず主に、あの悪しき者から免れさせて救ってくださるように求めなければなりません。日ごとの食物の上で、良心のとがめの上で、またどんな試みの上でも、主がすべてわたしたちを救い、あの悪しき者の手から免れさせてくださることを求めなければなりません。言い換えれば、わたしたちはどんな事情の下にあっても、すべてあの悪しき者の手の中に落ち込むことのないようにと祈るのです。マタイによる福音書第八章から第九章を読む時、わたしたちはサタンの手がわたしたちの思いを超え、わたしたちの知識を超えているのを見ることができます。人の体の上では凶暴な熱病となって襲い(8:14)、海上では突然、荒れ狂う暴風となり(8:24)、悪鬼を人にとりつかせ、また豚の大群をことごとくおぼれ死なせます(8:28―32)。また何の理由もなく、人に主を忌み嫌わせ、反対させます(9:3、11)。簡単に言えば、サタンは人を害し、人に苦しみを与えます。ですからわたしたちは、わたしたちをあの悪しき者からお救いください、と主に祈り求める必要があります。

ウオッチマン・ニー著「教会の祈りの務め」第二編から引用
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