勝利を得る者には、神のパラダイスにある命の木から食べさせよう:回復訳聖書と他の日本語訳との比較(39)

木( ξύλου<xylou>―啓示録2:7)

【回復訳】 耳のある者は、その霊が諸召会に言われることを聞くがよい。勝利を得る者には、神のパラダイスにある命のから食べさせよう』。

主だった日本語訳聖書では「xylou」を「木の実」と訳しています。聖書をお持ちの方は、お手元の聖書と比較してみてください。

ギリシャ語

Ὁ ἔχων οὖς ἀκουσάτω τί τὸ Πνεῦμα λέγει ταῖς ἐκκλησίαις. Τῷ νικῶντι δώσω αὐτῷ φαγεῖν ἐκ τοῦ ξύλου τῆς ζωῆς, ὅ ἐστιν ἐν τῷ Παραδείσῳ τοῦ Θεοῦ.

Strong’s Concordance
xulon: wood
Original Word: ξύλον, ου, τό
Part of Speech: Noun, Neuter
Transliteration: xulon
Phonetic Spelling: (xoo’-lon)
Definition: wood
Usage: anything made of wood, a piece of wood, a club, staff; the trunk of a tree, used to support the cross-bar of a cross in crucifixion.

こちらのサイトを引用させて頂きました:Bible Hub

解説

『ここの「木」のギリシャ語は、ペテロの第一の手紙第2章24節のように、「木材」を意味します。それは、通常「木」に用いられる言葉ではありません。聖書で命の木は、常にわたしたちの食物のための(創2:9.3:22、24.啓22:2、14、19)、神のすべての豊富の具体化であるキリスト(コロサイ2:9)を言っています。ここの木は、十字架につけられ(一片の木材としての木で暗示される―Ⅰペテロ2:24)、復活した(神の命で暗示される―ヨハネ11:25)キリストを指しており、今日、彼は召会の中におられ、召会の究極的完成は新エルサレムです。そこでは、十字架につけられ、復活したキリストが、神の贖われたすべての民を、永遠にわたって養う命の木となられます(22:2、14)。
 神の当初の意図は、人が命の木から食べることでした(創2:9、16)。堕落のゆえに、命の木への道は、人に対して閉ざされました(創3:22-24)。キリストの贖いを通して、命の木(すなわち、人の命としての、キリストにある神ご自身)に触れる道が、再び開かれました(ヘブル10:19-20)。しかし、召会の堕落の中で、宗教とその知識が忍び込みました。宗教は、キリストにある信者が、命の木である彼を食べることからそらしています。ですから、主は勝利者に、褒賞として、神のパラダイスにある命の木であるご自身から食べさせると約束されたのです。これは、彼らが宗教の知識を離れ、ご自身を享受することに戻るようにとの励ましです。この主の約束は、召会を神のエコノミーにしたがって、神の当初の意図に回復します。主が勝利者に求められるのは、全召会が、神のエコノミーの中で当然行なうべきことです。召会の堕落のゆえに、主は来て勝利者を召し、召会に置き換えて、神のエコノミーを完成されるのです。
 命の木から食べることは、人に関する神の当初の意図であっただけでなく、神の贖いの永遠の結果でもあります。彼の贖われた民はすべて、命の木を享受します。命の木は、永遠にわたって贖われた者が受ける永遠の分け前、神聖な豊富のすべてを伴うキリストです(22:2、14、19)。宗教のそらすことと召会の堕落のゆえに、主は知恵の中で、来たるべき王国でご自身を享受することを褒賞とされます。それは、彼の信者たちが、宗教の教えのそらす知識に打ち勝ち、今日、召会生活にある命の供給としてのご自身の享受に戻って、神のエコノミーを完成するように励ますためです。
 命の木を食べること、すなわち、わたしたちの命の供給としてキリストを享受することは、召会生活の主要な事柄であるべきです。召会生活の内容は、キリストを享受することにかかっています。わたしたちが彼を享受すればするほど、その内容はますます豊かになります。しかし、キリストを享受することは、わたしたちが初めの愛で彼を愛することを要求します。もし主に対する初めの愛を離れるなら、わたしたちはキリストの享受を失い、イエスの証しを失います。ですから、燭台はわたしたちから除き去られます。主を愛すること、主を享受すること、主の証しとなること、この三つの事柄は並行するのです。』(啓示録2:7のフットノート6

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