安息する(κατασκηνόω<kataskénoó>)―使徒2:26
【回復訳】 使徒2:26 それゆえに、わたしの心は楽しみ、わたしの舌は喜びたたえる.さらに、わたしの肉体も希望のうちに安息する.
ここの「kataskénoó」を口語訳、新共同訳は「生きる」と訳しています。岩波訳、新改訳は「安らう」と訳しています。 日本語訳聖書の比較はこちらのサイトから参照いただけます。
ギリシャ語
διὰ τοῦτο ηὐφράνθη μου ἡ καρδία καὶ ἠγαλλιάσατο ἡ γλῶσσά μου, ἔτι δὲ καὶ ἡ σάρξ μου κατασκηνώσει ἐπ’ ἐλπίδι,(Nestle 1904)
Strong's Concordance
kataskénoó: to pitch one's tent, encamp, dwell
Original Word: κατασκηνόω
Part of Speech: Verb
Transliteration: kataskénoó
Phonetic Spelling: (kat-as-kay-no'-o)
Definition: to pitch one's tent, encamp, dwell
Usage: I encamp, take up my quarters, tabernacle, pitch my tent, dwell.
解説
『あるいは、住む、居住する、天幕を張る。キリストが十字架の上で死なれた後、彼の魂はハデス[陰府]で喜び賛美し、彼の肉体(彼の体)も、神に信頼して希望のうちに墓で安息していました。』(回復訳聖書 使徒2:26フットノート2)
補足
『主が、贖い、命を解き放つ死を達成された後、彼の苦難の状態は、直ちに誉れある状態に変わりました。ヨセフという裕福な人(マタイ27:57)と、ニコデモというユダヤ人の指導者(3:1)が、彼の埋葬をするために来て、彼の体を没薬とアロエで包み、新しい墓に富める者と共に葬りました(イザヤ53:9)。主は安息日に、高い標準にある人の尊貴の内に安息して(ルカ23:55-56)、死人の中から復活する時を待たれました。』(回復訳聖書 ヨハネ19:38フットノート1)
『キリストは彼の死において、ハデス[陰府]にいたとき、彼の肉体(彼の物質の体)は安らかに住み、平穏な墓に葬られました(マタイ27:59-60)。』(回復訳聖書 詩編 16:9フットノート2)