来たるべき時代において永遠の命を得る「賜物は無代価で与えられるが、褒賞には条件がある」:聖書の重要な真理【永遠の命】(8)

賜物は無代価で与えられるが、褒賞には条件がある:「勝利を得る者…わたしは、彼の名を命の書から決して消すことはしない」(啓3:5)

啓示録3:5 勝利を得る者は、このように白い衣を着せられる.わたしは彼の名を、命の書から決して消すことはしない.わたしは彼の名を、わたしの父の御前と彼の御使いたちの前で言い表す。

 わたしたちが信じて主の命を得るとすぐに、わたしたちの名は命の書に書かれます。主の命は永遠の命ですので、もしわたしたちが主の永遠の命を得るなら、わたしたちは決して滅びることはありません(ヨハネ10:28)。啓示録第三章五節の主の約束によれば、勝利を得た信者の名は命の書から決して消されることはありません。信仰によって永遠の命を得ることと永遠において滅びないことには、勝利を得ることに関する条件が全くありません。しかし、命の書から名を消さないという主の約束には、勝利を得るという条件があります。ですから、この節は「褒賞」の事柄と関係があり、「恵みの賜物」とは関係がありません。賜物は無代価で与えられますが、褒賞には条件があります。これは褒賞であるので、千年王国と関係があります。永遠の救いに関して、救われた人はだれも滅びることはあり得ません。千年王国の褒賞に関しては、勝利を得た信者だけが千年王国の間、命の書に名があるという祝福を享受するのです。聖書のこれらの箇所はすべて、王国時代において永遠の命を享受することについて語っています。これは永遠の命の褒賞の区分であり、永遠の命の恵みの賜物の区分とは異なります。賜物は無代価ですが、褒賞は獲得するものです。

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