聖書の機能:「わたしについて証しする」(ヨハネ5:39。参照、46節、ルカ24:27、44、46)
ヨハネ5:39 あなたがたは聖書を調べている.なぜなら、その中に永遠の命があると思っているからである.しかし聖書は、わたしについて証しするのである。
聖書の第一の機能は、主イエスについて証しすることです。主イエスが聖書の主題また内容であり、聖書は主イエスの説明また表現です。主イエスは「生ける」神の言ですが、聖書は「書かれた」神の言です。もし書かれた言である聖書に、その実際としての生ける言である主イエスがなかったなら、それはむなしい教理と文字にすぎません。もし生ける言である主イエスに、彼の表現としての書かれた言である聖書がなかったなら、彼は抽象的で漠然としており、認識することや触れることが困難です。感謝なことに、わたしたちには聖書の明白ではっきりとした説明とその明確な啓示があります。それによって、わたしたちは主イエスを認識し、理解することができます。新約の書は主イエスを啓示しており、旧約の書でさえ、モーセの律法、預言書、詩歌と詩を含めて、主イエスを啓示しています。律法、預言者の書、詩篇は、旧約を構成している三つの一般的な区分です(ルカ24:44)。主イエスを認識したいなら、わたしたちは聖書を読んで理解しなければなりません。