成長し(αὐξάνω<auxanó>)―使徒6:7
【回復訳】 使徒6:7 こうして神の言は成長し、弟子の数はエルサレムで大いに増し加わった.そして大勢の祭司たちが、その信仰に従うようになった。
他の日本語訳は「auxanó」を「広まり」(前田訳、塚本訳は「成長し」)と訳しています。 日本語訳聖書の比較はこちらのサイトから参照いただけます。
ギリシャ語
Καὶ ὁ λόγος τοῦ Θεοῦ ηὔξανεν, καὶ ἐπληθύνετο ὁ ἀριθμὸς τῶν μαθητῶν ἐν Ἱερουσαλὴμ σφόδρα, πολύς τε ὄχλος τῶν ἱερέων ὑπήκουον τῇ πίστει.(Nestle 1904)
Strong's Concordance
auxanó: to make to grow, to grow
Original Word: αὐξάνω
Part of Speech: Verb
Transliteration: auxanó
Phonetic Spelling: (owx-an'-o)
Definition: to make to grow, to grow
Usage: (a) I cause to increase, become greater (b) I increase, grow.
解説
『「成長し」は、命における成長のことを言っています。これは、神の言葉が命の事柄であって、人の心の中にまかれた種として成長することを示しています(マルコ4:14)。』(回復訳聖書 使徒6:7フットノート1抜粋)
補足
『この種まきは、奴隷・救い主が神の福音を宣べ伝えることであり、それは神の王国をもたらしました(1:14-15)。これは26節のように、奴隷・救い主が語られた言葉(14節)の中にある命の種をまくことでした。ですから、彼の福音の奉仕は、彼が仕えた人々の中に、神聖な命をまくことであったことを示しています。この命の成長は、仕えられた人たちの状態にかかっており、その結果は、このたとえの中に描写されているように、彼らのさまざまな状態によって異なっています。』(マルコ4:3フットノート2)