野菜よりも大きくなり(αὐξηθῇ, μεῖζον τῶν λαχάνων<auxēthē meizon tōn lachanōn>―マタイ13:32)
【回復訳】 それはどんな種よりも小さいが、生長すると、野菜よりも大きくなり、木となって、空の鳥Sが来てその枝に巣を作るほどになる」。
【KG訳】 それはどんな種よりも小さいが、成長すると、野菜の中でいちばん大きくなり、空の鳥がきて、その枝に宿るほどの木になる」。
【SK訳】 どんな種よりも小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります。」
【SKD訳】 どんな種よりも小さいのに、成長するとどの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て枝に巣を作るほどの木になる。」
ギリシャ語
ὃ μικρότερον μέν ἐστιν πάντων τῶν σπερμάτων, ὅταν δὲ αὐξηθῇ, μεῖζον τῶν λαχάνων ἐστὶν καὶ γίνεται δένδρον, ὥστε ἐλθεῖν τὰ πετεινὰ τοῦ οὐρανοῦ καὶ κατασκηνοῖν ἐν τοῖς κλάδοις αὐτοῦ.(Nestle 1904)
Strong's Concordance
auxanó: to make to grow, to grow
Original Word: αὐξάνω
Part of Speech: Verb
Transliteration: auxanó
Phonetic Spelling: (owx-an'-o)
Definition: to make to grow, to grow
Usage: (a) I cause to increase, become greater (b) I increase, grow.
Strong's Concordance
megas: great
Original Word: μέγας, μεγάλη, μέγα
Part of Speech: Adjective; Adverb, Comparative
Transliteration: megas
Phonetic Spelling: (meg'-as)
Definition: great
Usage: large, great, in the widest sense.
Strong's Concordance
ho, hé, to: the
Original Word: ὁ, ἡ, τό
Part of Speech: Definite Article
Transliteration: ho, hé, to
Phonetic Spelling: (ho)
Definition: the
Usage: the, the definite article.
Strong's Concordance
lachanon: a garden herb, a vegetable
Original Word: λάχανον, ου, τό
Part of Speech: Noun, Neuter
Transliteration: lachanon
Phonetic Spelling: (lakh'-an-on)
Definition: a garden herb, a vegetable
Usage: an herb, garden plant, vegetable.
解説
『召会は王国の具体的表現ですが、食物となる野菜のようなものであるべきです。ところがそれは「木」となり、鳥の宿り場となって、その性質と機能が変わってしまいました。(これは、あらゆる植物はその種類にしたがわなければならないという、神の創造の法則に反します―創1:11-12)。この変化は、コンスタンティヌス大帝が第四世紀の初期に、召会をこの世と混合させた時に起こりました。彼は数千の偽信者をキリスト教の中に持ち込み、それをキリスト教世界にしてしまい、召会ではないものにしました。ですから、この第三のたとえは、啓示録第2章と第3章における七つの召会の第三番目、ペルガモに在る召会に相当します(啓2:12-17―参照、12節のノート1)。からし菜は一年草ですが、木は多年生植物です。召会は、その天的で霊的な性質によれば、地上に寄留するからし菜のようであるべきです。しかしその生活が変えられると、召会は一本の木として深く根を下ろし、地に定着してしまい、枝、すなわち事業を繁栄させて、多くの邪悪な人物や事物を宿らせます。このようにして、天の王国の外観の外面の組織が形成されたのです。』(マタイ13:32フットノート 1)