恵み( χάρις<charis> ―Iペテロ2:19)
【回復訳】 だれかが不当に苦しめられても、神のことを覚えて悲しみを耐え忍ぶなら、これは恵みです。
主だった日本語訳聖書では「charis」を「よみせられること」、「喜ばれること」、「御心に適うこと」などと訳しています。聖書をお持ちの方は、お手元の聖書と比較してみてください。
ギリシャ語
τοῦτο γὰρ χάρις εἰ διὰ συνείδησιν Θεοῦ ὑποφέρει τις λύπας πάσχων ἀδίκως.
Strong's Concordance
charis: grace, kindness
Original Word: χάρις, ιτος, ἡ
Part of Speech: Noun, Feminine
Transliteration: charis
Phonetic Spelling: (khar'-ece)
Definition: grace, kindness
Usage: (a) grace, as a gift or blessing brought to man by Jesus Christ, (b) favor, (c) gratitude, thanks, (d) a favor, kindness.
解説
「ここの恵みは、わたしたちの内側の神聖な命の動機づけと生活での表現のことを言っており、それはわたしたちの振る舞いにおいて、人の目にも神の目にも甘美で好ましいものとなります(Iペテロ2:20)。同じギリシャ語がルカ第6章33、34節と、ローマ第7章25節で使われていて、「感謝」となっています。次の節も同じです。 」(Iペテロ2:19のフットノート1)。