魂の命(ψυχὴν<psychēn>―マタイ10:39)
【回復訳】 自分の魂の命を見いだす者はそれを失い、わたしのために自分の魂の命を失う者はそれを見いだす。
【KG訳】 自分の命を得ている者はそれを失い、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう。
【SK訳】 自分のいのちを自分のものとした者はそれを失い、わたしのために自分のいのちを失った者は、それを自分のものとします。
【SKD訳】 自分の命を得ようとする者は、それを失い、わたしのために命を失う者は、かえってそれを得るのである。」
ギリシャ語
ὁ εὑρὼν τὴν ψυχὴν αὐτοῦ ἀπολέσει αὐτήν, καὶ ὁ ἀπολέσας τὴν ψυχὴν αὐτοῦ ἕνεκεν ἐμοῦ εὑρήσει αὐτήν.
Strong's Concordance
psuché: breath, the soul
Original Word: ψυχή, ῆς, ἡ
Part of Speech: Noun, Feminine
Transliteration: psuché
Phonetic Spelling: (psoo-khay')
Definition: breath, the soul
Usage: (a) the vital breath, breath of life, (b) the human soul, (c) the soul as the seat of affections and will, (d) the self, (e) a human person, an individual.
解説
『魂の命を見いだすとは、魂に享受を持たせ、苦しみを逃れることです。魂の命を失うとは、魂に享受を失わせ、それによって苦しむことです。もし天の王に従う者たちがこの時代に、彼らの魂に享受を持たせるなら、来たるべき王国時代に、彼らの魂に享受を失わせることになります。彼らが王のために、この時代に魂に享受を失わせるなら、来たるべき王国時代に、魂に享受を得させます。すなわち、地を支配することで、王の喜びにあずかります(25:21、23)。』(マタイ10:39フットノート 1)