神の息吹かれたもの(θεόπνευστος<theopneustos>―Ⅱテモテ3:16)
(回復訳)聖書はすべて、神の息吹かれたものであり
主だった日本語訳聖書では「theopneustos」を「神の霊感を受けて書かれた」、「神の霊感による」、「神の霊の導きの下に書かれ」などと訳しています。聖書をお持ちの方は、お手元の聖書と比較してみてください。
ギリシャ語
πᾶσα γραφὴ θεόπνευστος καὶ ὠφέλιμος πρὸς διδασκαλίαν, πρὸς ἐλεγμόν, πρὸς ἐπανόρθωσιν, πρὸς παιδείαν τὴν ἐν δικαιοσύνῃ,
Strong's Concordance
theopneustos: God-breathed, i.e. inspired by God
Original Word: θεόπνευστος, ον
Part of Speech: Adjective
Transliteration: theopneustos
Phonetic Spelling: (theh-op'-nyoo-stos)
Definition: God-breathed, inspired by God
Usage: God-breathed, inspired by God, due to the inspiration of God.
解説
「これは、神の言葉である聖書が、神の息吹であることを示しています。神の語りかけは、神が息吹き出したものです。このゆえに、神の言葉は霊(ヨハネ6:63)、あるいは息です。ですから聖書は、その霊としての神の具体化です。その霊は聖書の実質、本質です。……その霊なる神の具体化である聖書(神の言葉)は、キリストの具体化でもあります。キリストは神の生ける言であり(啓19:13)、聖書は書かれた神の言葉です(マタイ4:4)」(Ⅱテモテ3:16、フットノート2)。